空海『即身成仏義』の中の文章です。
ここに説かれる「自身」という語に非常に大切な思いを抱きます。
この文脈と関連して、数年来
「自心加持」(svacittqdhi2whqna)、「自身加持」(svakqyqdhi2whqna)
そして、「真実語加持」(satyqdhi2whqna)という語を追っております。
これらのことばは、わかって欲しいという形で、向うから来たのかもしれませんし、
みずからの内から湧き出し顕れたことばなのかもしれません。
仏教徒としてそして研究者としての最初に「自心」ということばがありました。
行人にとって
「 我が名を聴く者あれば発菩提心し
我が姿見る者あれば断悪修善
我が説法聴く者あれば大智慧を得
我が心知るものあらば現身に三身を証す。」
が日々の願いです。
「我が心」、そこから、これらのことばが顕れる必然性があったと思われます。
そこに自己を表現する必要性を感じ始めています。
(98,05,21)